関東リーグでは5位に終わった筑波大の下剋上といえる4年ぶりイ
過去の優勝とはまったく異なった、ロケットスタートから始まっ
「スタート5分の気持ちの入った、神かがりなアウトサイドシュー
と、筑波大・
キャプテンの#88牧 隼利(福岡大附大濠、4年・188㎝)、#10増田啓介(福岡大
筑波大バスケットボール部2人目となる医学部に在籍している#0
コートに出ている選手だけでは何かが足りない
ただでさえ、医学部の学生が医学系の大会ではなく通常のインカレ
「大事な実習と大会が重なると医学部では部活のために休むという
と、
トーナメント後、牧から伊藤にこう声がかけられた。
「俺1人ではきつい。チームを盛り上げるためには4年も少ないし
リーグ戦からベンチ入りした伊藤はベンチから声をからして、チー
リーグ戦で特に終盤うまくいってなかったので、何ができて何がで
「こうしたらいいんじゃないか」
と、練習で徹底してやって、ディ
「今までもぼんやりとはあったけれどあらためてはっきり決め
と吉田監督が伝える。それを牧と伊藤がチームにどれだけ徹底させ
華やかなオフェンスに目がいきがちだが、筑波大優勝の根幹はディ
フィリップはこう言う。
「今までも自分に対してダブルチームでくることはよくあったけど
ディフェンスにしても逆サイドから1オン1を仕掛けてくるからド
結果的には#75井上宗一郎(福岡大附大濠、2年・201㎝)に
決勝のラストシーンには、吉田監督のいきな計らいがあった。伊藤
伊藤にとって、その景色はどう映ったのか。
「夢のような4年間でした! 筑波に入って、最高の仲間に恵まれて見られた日本一の景色、一生忘れません。
僕のようなプレイヤーは、中学校も地区の1回戦負けのチームでし
通常の大学生は4回の登録までしか認められないが、医学部生は5
「4年間でやりきろう」
と決めていたと言う。
学生最後のインカレ、